松永とはきもの
広島県福山市松永は、かつて「日本一のはきもの産地」と呼ばれた街です。 明治時代から昭和にかけて、下駄・草履・スリッパなど多様なはきものが盛んに生産され、 その名は全国に知れわたりました。
最盛期には数百もの工場が軒を連ね、地域の人々の暮らしを支えるとともに、 日本のはきもの文化を牽引する存在として輝いていました。
資料館の設立
松永はきもの資料館(愛称:あしあとスクエア)は、こうした地域の誇りある歴史を 後世に伝えるために設立されました。 収蔵品はおよそ数千点にのぼり、はきものの製造工程を示す道具類から、 時代ごとのファッションを映したはきものの実物まで、 幅広いコレクションを誇ります。
見どころ
- 栄光のはきもの(人気コーナー) ジャイアント馬場、カール・ルイス、荒川静香、キング・カズ、具志堅用高、広島カープ選手など、誰もが知る名選手たちの実使用シューズが並ぶ人気コーナー。はきものファンでなくても必見です。
- 歴史資料の充実 明治・大正・昭和の各時代のはきものが一堂に。時代の変遷を「足元」から辿ることができます。
- 製造工程の展示 下駄・草履・スリッパがどのように作られてきたか、職人の道具とともに丁寧に解説しています。
- 松岡高則氏の彫刻作品 日展で二度の特選を受賞・審査員も務めた彫刻家・松岡高則氏の作品が館内随所に。はきもの展示に芸術的な深みを添えています。
- カチナ人形(国内最大コレクション) アメリカ先住民・ホピ族の精霊人形「カチナ人形」を324点展示。国内最大規模のコレクションです。
- 宮澤喜一記念館 第78代内閣総理大臣・宮澤喜一氏の功績を展示。福山市の名誉市民でもあり、戦後日本の復興と経済成長を牽引した足跡を辿ることができます。
- 岡本太郎が手がけた「あしあと広場」 大阪万博の「太陽の塔」で知られる世界的芸術家・岡本太郎氏が制作した広場が施設内に。はきもの以外でも見どころが尽きません。